coupé
fashion & vintage
2021/03/30
POP UP STORE at Nagano
2021/03/27
3/27
1950〜1960年代頃のフランスのマキニョンコート。
20世紀初頭のリネン素材からアップデートされ、機能的なリップストップ素材を使用。ポリエステルとレーヨンの混紡のような、やや瀞みのある生地感です。
拘りは生地だけでなくパターンにも工夫が現れています。
スプリットラグランスリーブと言われる、前側はセットイン、後ろ側はラグランという変形的な袖付け。
肩まわりの動きやすさを考慮しながらも、丸みを帯びないすっきりとした見た目。メゾンブランドやビスポークのコートにも見られるようなディテールがワークウェアに用いられています。
そして、フレンチヴィンテージのワークコートとしては数少ない黒ボディに、白ステッチが映える一着。古臭さを感じさせないアーバンなヴィンテージウェアです。
※3/29(月)、3/30(火)は都合により臨時休業とさせていただきます。
それでは。/川中
2021/03/24
3/24
皆さんはパンツを買うときに何を重視しますでしょうか。
ウエスト、レングス、股上、わたり幅、裾幅
色々項目はあると思いますが、僕はレングスです。
こんな感じにレングスを溜めて履くことが好みです。
好きなブランドの影響もありますが、
自分自身綺麗な格好が多いです。
パンツもスッキリとした丈で履くと綺麗すぎてしまうので、ここでバランスを取っています。
良い服、かっこいい服っていうのはこの世にたくさんあると思います。
ただそれを着て満足するのではなくて、細かいところにしっかりと拘りを持つことが大切。
今回は僕の拘りポイントを書きました。
もちろん全てに当てはまるわけではないですが、拘りの一例として参考にしていただけたらと思います。
そして、その拘りの積み重ねが自分らしいスタイルを作るきっかけになるはずです。
2021/03/17
3/17
南フランス、プロヴァンスの大地に咲き誇る数多くの野花。そんな風景の一部をインスピレーションとして、インドの模様をヒントに生まれたプロヴァンス伝統の模様。
ハワイアンシャツを見てビーチを思い浮かべるように、プロヴァンス模様を身に纏い南仏の気取らない日常に思いを馳せるのも一興ではないかと、フランス古着がお好きな皆様にご提案してみようと思う。
こちらもどことなくプロヴァンスを思わせるような模様がパッチワーク柄としてプリントされたコットンシャツ。アジアンテイストでもなければ、ウエスタン調でもない。
暖色と寒色を上手く組み合わせたバランスの良い配色が好印象です。
こんなシャツをワンポイントで取り入れてみるだけでも軽やかさと華やかさが出て、春らしいスタイルが組めるかと思います。
それでは。/川中
2021/03/16
3/16
ゆっくりと春の足音が聞こえはじめ、店内も徐々に春ムードへと展開していってます。
さて、本日は商品紹介を2点。
まずは、Burberrysのバルマカーンコートから。
1枚目がコットン×ポリエステル、2枚目がコットン100%です。
ここ数年で注目度も高く、ご存知の方も多いとは思いますが、肩から袖口にかけて袖の上部に接ぎ目の無い一枚袖と言われるラグランスリーブ仕様のものです。
サイズアップで着用した時にこそその魅力を発揮するのですが、二枚接ぎのラグランスリーブはサイズが合わないと肩のラインが浮き上がってしまうところ、一枚接ぎの袖の仕立てによって流れるように肩のラインが綺麗に落ちるため、理想的なオーバーシルエットで着用することが可能です。
Burberrysの一枚袖に関しては特に状態に拘られる方も多いとは思うので、「バーバリーの一枚袖買い付けました!」ってテンションではありませんが、実際に手に取ってご覧いただける機会も決して多くはないはず。
着る人を選ばない普遍的なデザイン且つ合わせるアイテムの許容も広いので、その魅力を是非体感していただけたらと思います。
1930年代前後のコットンプルオーバーシャツ。
通称グランパシャツとも呼ばれる着丈の長いシャツは、ヨーロッパの古いシャツではお馴染み。
ただ年代ごとにディテールの違いが見られたり、生地感やデザインにも個体差があるので、どれを選ぶかによって印象も変わってきます。
こちらの一着は50〜60年代のものにはあまり見られないような、袖口や背中のヨーク部分にギャザーが細かく施されていて、それによりアームやシルエットがふっくらと膨らむように作られています。
1番の特徴は、ブザム、そしてダブルカフスを折り返した際に生地のパターンが切り替わっているところ。この時代のメンズウェアに、この配色を選ぶセンス。風合いだけじゃない、華やかさを感じられる一着です。
と、さくっとした商品紹介にはなりましたが、
本日も悪天候の中ご来店いただいた皆様、
ありがとうございました。
それでは。/川中