1980年代頃のジャンフランコフェレ。
立体性を追求する西洋の伝統的な裁断方法とは異なり、平面的な作りの要素が見られるハーフコート。
この和服を彷彿とさせるデザインは、この頃のヨーロッパ圏で再燃していたジャポニズムの影響も感じられ、さらにフェレの特徴である独特のボリューム感や巧みな生地使い、エレガントさも相まって、絶妙なバランスで成り立っています。
日本的要素をフェレのフィルターを通し、ファッションピースとして上手く昇華した一着。
おまけですが、色違いのホワイトも以前に販売していました。
ニット地とファーの切り替え、裏地にはキルティングライナーを使用し、防寒性もしっかりと兼ね備わっています。